2017年8月2日水曜日

特区諮問会議

安倍首相が、しきりに民間議員がとか有識者がと言って、加計学園の申請が受理されたのは行政指導によるものではないことの根拠に上げていたことを思い起こせばいい。諮問会議の有識者議員やワーキンググループの委員が、民間有識者の立場を利用して自分たちと首相の利益・思惑のために首相の権力を笠に着て好き放題をしている、ということだ。第一に、特区諮問会議というのがおかしな組織だ。諮問会議の規則では、諮問するのが首相や大臣で、諮問会議の議長が首相で、諮問会議のメンバーに大臣が入っている。自分(たち)が自分(たち)に諮問して自分(たち)に答申するようになっている。こんなの諮問会議っていうんだろうか。このあたりのことを誰も指摘していないのは何でだろう。諮問会議は、いわば参謀本部で、ワーキンググループの構成員は参謀ということだ。誰からも諮問を受けずに誰にも答申する必要のない組織だ。自分たちで立案して自分たちで決めることができるようになっているのだから、好き勝手ができるわけだ。民間議員に依ってとか民間有識者に依る言えば官主導ではないから適正だと強弁した安倍首相が「民間」を隠れ蓑にして不正を覆い隠しているのである。