2017年5月31日水曜日

証人喚問を拒否する理由がどこにある

圧力がないのであれば証人喚問を拒否する理由がどこにあるのでしょうか?潔白を示す絶好のチャンスをなぜ活用しないのでしょうか?

安倍首相は5月29日の参議院本会議において、自身の親友が理事長を務める加計学園の獣医学部新設問題に監視、政治的圧力を「規制改革項目の追加、事業者の選定いずれのプロセスも関係法令に基づき適切に実施しており、圧力が働いたことは一切ない」と強く否定しました。
しかし、「総理の意向」があったことを証言し、「行政がゆがめられた」と明言した前川喜平前文科事務次官の証人喚問は「国会でお決めいただくことだ」となぜか拒否、文書についても「該当する文書は確認できなかった」と説明しました。
文書がないのであれば前川氏が嘘をついている事となり、偽証罪の成立する証人喚問を行えば加計学園問題に万人が認める決着を付けることができるため、圧力はなかったとする政権側とすればこれ以上の機会はないはず。
しかし既にBUZZAP!でも詳報したように、極めて不自然で迅速な獣医学部新設に向けた動きが起こっていたこと、そして文書の存在を文科省の幹部も認めており、証人喚問を認めないのであれば、政権側が100億円にも上る私たち日本人の税金を親友のためにつぎ込んだことを暗に認めることになってしまいます。
また、安倍首相は3月13日の参議院予算委員会で福島みずほ議員の質問に
でも彼(加計孝太郎理事長)から私頼まれたことはありませんよ、この問題について。ですから働きかけていません。これははっきりと申し上げておきます。働きかけていると言うんであれば、何か確証を示してくださいよ。
私はもし働きかけて決めているんであればこれは私責任取りますよ。当たり前じゃないですか。
と答えている事から、示された確証に対して誠実に事実関係を調査し、働きかけが認めているのであれば責任を取って辞任する必要があります。上記発言は動画の16:18から。加計学園についての質問は4:15頃から始まります。
自らの進退に付いてまで国会という国権の最高機関で明言している以上、この問題をうやむやにする事は許されるものではありません。一刻も早く前川氏を証人喚問し、首相は疑惑を晴らす必要があるのではないでしょうか?