2017年4月4日火曜日

菅官房長官は教育勅語にもいいところがあるという。では悪いところは?

安倍内閣が「教育勅語(ちょくご)」について、「憲法や教育基本法に反しない形」で教材として使用を認める閣議決定をした。
この件について菅官房長官は、教育勅語にも、

父母に孝行をつくし、兄弟姉妹仲よくし、夫婦互に睦び合い、朋友互に信義を以って交わり、へりくだって気随気儘の振舞いをせず、人々に対して慈愛を及すようにし、学問を修め業務を習って知識才能を養い、善良有為の人物となり、進んで公共の利益を広め世のためになる仕事をおこし、

などいいことも書いてあるのだから、全部否定するのは正しくないというのである。

なるほど、教育勅語は短いので、菅官房長官のいういいことの他の部分は次のようになる

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朕が思うに、我が御祖先の方々が国をお肇めになったことは極めて広遠であり、徳をお立てになったことは極めて深く厚くあらせられ、又、我が臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一にして代々美風をつくりあげて来た。これは我が国柄の精髄であって、教育の基づくところもまた実にここにある。

常に皇室典範並びに憲法を始め諸々の法令を尊重遵守し、万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧げて皇室国家の為につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮りなき宝祚(あまつひつぎ)の御栄をたすけ奉れ。かようにすることは、ただに朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなおさず、汝らの祖先ののこした美風をはっきりあらわすことになる。
ここに示した道は、実に我が御祖先のおのこしになった御訓であって、皇祖皇宗の子孫たる者及び臣民たる者が共々にしたがい守るべきところである。この道は古今を貫ぬいて永久に間違いがなく、又我が国はもとより外国でとり用いても正しい道である。朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守って、皆この道を体得実践することを切に望む。

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この部分は否定的に教育してもいいわけだ。
菅官房長官は皇室に関することは「いいこと」と言えなかった。

「又我が国はもとより外国でとり用いても正しい道である」と書いているが
もともと中国の言葉であったことは疑いがないので
論理が倒錯している

中国の言葉でない部分が、菅官房長官のいう、「いいこと」以外の部分ということになる。

我が御祖先のおのこしになった御訓 というのであるが
どうなんだろう

だいたい一世代30年として
子供を平均4人残すとする
男女同数として
皇室のこだわる男子、つまりY遺伝子は、2人である
どのくらい古くから存在するのか知らないが
2000年でも1500年でもいいとして
まあ1500年とするとAD500年くらいの頃から数えると
1500/30=50世代になる
2の50錠であるからだいたい10の15乗くらい
それだけの数の男性が現在皇室を祖先に持つ男子として生存していることになる
現在の人口が1億人と少しなので10の8乗くらい
それよりも0が7つ多いらしい
計算が合わないのは途中で断絶する家があり
近親婚があったり、いろいろなのだろう

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蒙古斑をヒントにして考えると東南アジア一帯に蒙古遺伝子が広く分布しているらしい